品質の保持
高い品質を保持し、期待に応え続ける
「三方よし」という言葉があるように、基本的には「買い手よし、売り手よし、世間よし」が大前提ですが、その中でも、ものづくりに携わる会社としての最大の使命感は、お客様の期待に応えられる眼鏡フレームを作ることです。「コスト」「納期」「品質」のバランスが取れていないと使命感を達成しているとは言えません。
私たちは、生産数の約9割が海外ブランドのOEM生産です。
希望に沿ったメガネを提供し、エンドユーザーが喜ぶ眼鏡をお届けする。その期待に応えることを常に念頭に置き、当たり前のように高い品質を維持することが最大の使命であると感じています。
その結果、掛け心地の良さを感じるメガネをお届けし続けていけると思っています。
独自技術の継承
アセテイト樹脂眼鏡生産No.1を目指す
創業者が戦後間もないころに起業し、業界に先駆けて、アセテイト樹脂の商品化に成功しました。その後、先代(二代目)が事業を拡大させ、今では、おかげさまで、数多くのお客様からも支持を得て、海外からも高い評価をいただけるようになりました。
実は、アセテイト樹脂は熱には弱く、吸水性が高く、生産する時期によっては同じ環境で同じ商品を作ることができません。ツヤを出すだけでも一苦労で、まさに生き物のような素材です。また、樹脂成型品に比べて、工程数が多く、手間もかかります。樹脂成型品は、加熱して溶かした樹脂を金型などへ流し込んで形を作り、冷却して固めた後、取り出してできあがります。
一方、アセテイト樹脂は板を曲げながら作っていくため、高い精度を保つためには、より高い技術力を要します。一貫生産体制の下、その技術を継承しながら、今日に至っています。
アセテイト樹脂の先駆者として、生産量、品質面において、圧倒的な高さを堅持しながら、揺るぎないポジションに立てるように、より一層努力を重ねていきたいと考えています。
地域社会への貢献
地域の誇れる会社づくりを
戦後間もない1947年、岐阜県中津川市で起業し、まもなく80年が経とうとしています。私たちは中津川の地で事業を継続できることに感謝をしつつ、地域社会に貢献していくことも使命の一つであると感じています。
第一に、地域の環境、さらには地球環境に対して悪影響を及ぼさないことです。
例えば、異臭、廃棄物、排水などが考えられますが、コストをかけてでも安心して暮らせるように努めています。時代の変化と共に、社会的責任も変化しつつありますが、持続可能な眼鏡フレーム作りを実現していくためにも、環境に配慮した工場づくりを守り続けていきたいと考えています。
第二に、地域に誇れる会社であり続けること。
恵那眼鏡工業の一員として、世界で愛されている眼鏡フレームを作っているという自信を持ちながら、社員参加型のものづくりをこれからも目指していきたいと考えています。そして、中津川で安心して暮らしていけるように、会社としてもこれからも全面的にバックアップしていきたいと思っています。